小さなオーブン 大きなヨロコビ 'Le Petit Four-ル・プティ・フール-'

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2010.12.29 Wednesday

2010年7月のフランスの旅日記 その6 巡礼地ル・ピュイ

Jour 4: 巡礼地ル・ピュイへ・・・

4日めは紫外線が照り付ける晴天のもと、リヨンから日帰りでル・ピュイへ向かいました。
正式な町の名前は、Le Puy en Verayと言いまして、オーベルニュ地方に属しています。

この町に行ってみたかった理由はいくつかあるのですが、
まずは有名なのはサンチアゴデコンポステーラへの巡礼路の出発点の一つであること。
ちなみに、巡礼路は4つあり、1)トゥールの道、2)リモージュの道、3)ルピュイの道、
4)トゥールーズの道だそうです。
昨年訪れたバスクのサンジャンピエドポーはこのうち1)〜3)の巡礼路の合流地点で、
そこからピレネー山脈を越えてスペインへ続きます。

そしてルピュイ特産のレンズマメを買いたいということ。
もちろん、パリでも売っていますが現地で私としては買うことに意義ありということですね。

さらに、溶岩で作られた黒いマリア像を見たい!(これはTV番組で見たので・・・。)

リヨンを出て特に渋滞もなく単純な道を走ること1時間半、大地の色が赤みを帯びてきました。
サヴォアやブルゴーニュとは違った色合いの地方です。

LePuy2

こちらは、サン・ミッシェル・デグイユ礼拝堂。10世紀に建造された礼拝堂です。
ごつごつした土台の岩は火山岩だそうです。
高さは82m。息を切らしながら階段を上りました。
頂上からの眺めは絶景。

今度は中世の街なみがそのまま残る旧市街へ。
LePuy1

大聖堂に建てられたマリア像です。
このマリア様、誰か(何か)に似ている・・・と思ったら、
自由の女神像と同じようなお顔なんです。

大聖堂の回廊と中庭。
暑い日差しを避けてちょっと一休み。
どこかでこの雰囲気を感じたことがあるな・・・と思っていたのですが、
モンサンミッシェルの回廊に似ていることに気づきました。

LePuy3

何箇所も教会や聖堂や観光地など廻っていると不勉強な私も建物が建てられた
年代によって様式は違うものの、何とはなしに共通するものを感じることがあります。
場所によっては懐かしいと思うこともあり、過去にどこかで出会ったような
いわゆるデジャ・ヴュ(Deja vu)を感じることも・・・。
そして教会を訪れて不思議なのは、外の喧騒からきっぱりと遮断されて
静けさと荘厳さを思い切り感じられること。
クリスチャンではない私も気持ちがすっきりと落ち着いていくのがわかります。

ルピュイでは、当初の希望通り色々なグッズをお土産に買いました。
サンチアゴは聖ヤコブのことでフランスではサン・ジャック(Saint Jacques)という
名前になります。ヤコブのシンボルが帆立貝なのでフランスでは帆立貝のことを
コキーユ・サン・ジャック(Coquille Saint-Jacques)と言うのです。
帆立貝モチーフのブレスはクリスチャンの友人に。

ルピュイのレンズマメももちろん購入。後日こんなお料理になりました。

プティサレ

レンズマメをベーコン、エシャロット、ブイヨンと煮て
豚スペアリブを塩とスパイスに漬けたあと蒸して焼いたものです。