小さなオーブン 大きなヨロコビ 'Le Petit Four-ル・プティ・フール-'

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2011.02.25 Friday

2010年7月のフランスの旅日記 その11 パリ〜マルシェ&お店を少々

だらだらと書き綴ってきた旅日記、ようやくこれが最終ぺージです。
私の好きなマルシェとお店を少々ご紹介します。

パリでは毎日どこかでマルシェが開催されているんですが私の好きなマルシェはこちら。
ラスパイユのビオマルシェ!
ラスパイユ通りではほかの日もマルシェがありますが、ビオ(オーガニック)なのは
日曜日のみ。
パリではたいていのお店は日曜日お休みなので、朝のんびり起きだしてから
マイバッグを持ってかけつけます。

ビオマルシェ野菜1
新鮮な野菜がいっぱい。たっぷりの葉野菜なんかも買ってホテルで食べてます。

ビオマルシェチーズ

日本ではびっくりするほどお高いチーズもお手頃価格で。
Brebisとは羊乳で作られたチーズやヨーグルト。
癖がなくて美味しい〜。

ビオマルシェ野菜2

夏らしいお野菜がいっぱいです。買いすぎても消費に困りますが・・・。
ただのお野菜なのに絵になるなぁ。

ビオマルシェ鶏

日曜日のお昼ご飯といえばこれ!Poulet Roti(鶏のロースト)です。
ここはこのチキンも美味しかったのですが、一緒に売られているソーセージが
これまた美味でした。味がしっかりしていて歯ごたえもあって最高。
軽めの赤ワインとの相性も抜群です。

ビオマルシェ石鹸
自然素材は食品だけではありません。こちらは石鹸、アロマスプレーなど。
ラグビーボール型のオリーブオイル石鹸は我が家の定番品。
ほぼ1年分(すごい量ですが)を仕入れて帰ります。
たくさん買うのでいつもマダムがおまけしてくれます♪

メネス

さて場所は変わってこちらは老舗食材店のAlbert Menes(アルベール・メネス)。
デパートにも一部商品を置いてあるところがありますし、
種類は限られますが日本にも入っています。が、かなりの高級品。
オイル漬け、酢漬け、ソースに使える缶詰、お菓子など店内盛りだくさん。
ちなみに私も長年こちらのスパイス類を愛用しています。
私が行った日は綺麗な店員のお姉さんは彼氏との電話に熱中。
おかげでゆっくり物色できました。

エルボリストリ

パリでここ数年通っているお店。Herboristerie(エルボリストリ)という
薬草薬局。日頃の健康管理、お肌のお手入れはもちろんのこと
体の不調があるとこちらの薬剤師さんにご相談すればぴったりの
ハーブを勧めてくれます。
Detoxのハーブをとお願いしたらカシスが良いとのこと。
消化に良いミントや利尿作用のあるベルベーヌもおススメ!
ポットにお湯を注いで手軽に頂けます。
クリームやオイルも充実していて特に冬の乾燥肌用クリームは驚きの効き目です。

エッフェル塔

爽やかな日曜日の午後は久しぶりにエッフェル塔に行ってみました。
展望台に上ろうと意気込んでいたのですが猛暑の中
60分待ちは私には厳しくあっさり諦めてしまいました。
その代わりにセーヌを遊覧船Batobusに乗ってシテ島までクルーズ。
船の上も暑いんですが、水辺の近くはちょっとだけ涼しくて夕方には
おススメです。

2011.02.15 Tuesday

2010年7月フランスの旅日記 その10 パリ〜毎日の食べ物

いよいよ終盤戦。
地方での楽しい旅の後は猛暑のParisで過ごしました。
地方ではのんびり観光しますがParisではやはりショッピングに目が行ってしまう・・・。
おりしもSOLDEの時期ですからね。

さて、パリでの毎日の食べ物をご紹介します。
まずは典型的な朝食です。
パリの朝食

はい、きわめて普通の朝食です。
ピンクグレープフルーツジュース、クロワッサン(こちらはボンマルシェにて購入)、
カフェオレ、フレッシュフルーツ(フランボワーズ)、そしてヨーグルト。
ポイントはヨーグルト。フランスのヨーグルトはコクがあって酸味が少なく
味わい深くて美味しいのです。

ストーレーのオードブル

こちらはホテルでの軽い夕食のためにストーレーで購入。
アルボワで買った白ワインのお供に。
ストーレーは、お店のあるモントルグイユ通りに住みたい!!とまで思っているほど好き。
パン、ケーキ、お惣菜、アイスクリーム、何でもあってどれも美味しい貴重なアドレス。
創業はなんと1730年でございます。

カグーユ2

らかぐーゆ1

こちらはシーフードの美味しいお店、La Cagouille(ラ・カグーユ)にて。
友人が中村江里子さんの本で見つけて今回初Tryでしたが
カジュアルでシーフードが美味しいこと!!
手長エビはお代わりしてしまいました。日曜日も空いている嬉しいお店。
ワインの品揃えも豊富でお手ごろ〜高級ワインまでしっかりそろってます。

ベルティヨン

ここはもう、アイスクリーム好きにははずせないBerthillon(ベルティヨン)。
サンルイ島の名物と言っていいほど行列を作って皆並ぶお店。
もともとの素材よりさらに美味しくなるアイスクリーム、
滞在中必ず1回は食べないと気がすまないモノ。
私はここに来ると昔々西麻布にあった「グラセリエ・ラ・パレット」という
アイスクリームのお店を思い出します。
当時まだパリに行ったことはなかったけれど
パリにありそうな佇まいのそれは素敵な空間だったのです。

不思議なことにパリではたっくさん食べても歩く量が上回ってるのか
ちっとも太りません。
2011.01.28 Friday

2010年7月フランスの旅日記 その9 ボーヌ再々訪

Jour 5&6

5日目の夕方、最終目的地ボーヌ(Beaune)へ到着。
ボーヌでの目的は二つあって、

1つは大好きなワインショップCPHにてワインを買うこと。
お店から直接配送OKなのと場所柄ブルゴーニュワインの品ぞろえが
豊富なのが嬉しい。
お店のスタッフも親切に色々と教えてくれます。
市内からは少し距離がありますがおススメのお店。

もう1つのお楽しみはやはり食。
旅の疲れはやはり食べ物とワインで癒したい私たち。
フランスの食材を使った和食を出してくださるシェフのご主人と、
奥様が買い付けた素晴らしいワインリストが自慢の
媚竈=びそう(Bissoh)」さんに行くこと!

というわけでこちらです↓
今回はお二人に日本からのお土産も持ってきました。
喜んでいただけると嬉しいな。
ちなみにこちらはワイン関係者の間では有名だそうですよ。

びそう

↑ これは多分夜8時半とか9時ごろ。
日没は10時前・・・寝不足にもなるはずです。

DRC

最終日はホテルをチェックアウトしてかんかん照りの中、ブドウ畑をドライヴ・・・
そしてお約束の(?)この畑を見に来ました。
いつ来てもだーれもいなくて写真撮り放題。

途中ピュリニーモンラッシェにあるワインバーで
5種類のテイスティングセットを注文。
(本当は8種類ぐらいなのですがさすがに朝から飲めないので
数を減らしてもらいました。。。;;)

この後TGVでパリに帰ります。
地方のスケジュールを消化すると、いつも「夏休みが半分以上終わった」
小学生のような気持になります。

いつの日か、「もうフランスは行き飽きちゃった〜」なんて思う日が来るのだろうか?!
(いや、多分ない。→きっぱりと一人完結でした。)
2011.01.12 Wednesday

2010年7月のフランスの旅日記 その8 初めてのアルボワ

Jour 5 アルボワ〜ディジョン〜ボーヌ

日頃の行いが良いおかげか本日も晴天、そしてとっても暑い。
これでは梅雨で蒸し暑い東京を避けてフランスに来た甲斐がないのではと思うぐらい。

今日はリヨンのホテルをチェックアウトして以前から行きたかったジュラ地方の
アルボワへ行き、その後ディジョンに立ち寄ってからボーヌへ向かいます。
フランスの地図で見るとなぁーんだこれぐらいの距離だったら楽に移動できそう、と
思うような位置関係です。

昨日いただいたブレス鶏のオブジェです。
木の高さと比べてみてください。かなり巨大です。
ブレス鶏のオブジェ

まずはArbois(アルボワ)−この地名をご存知の方はかなりワイン好きかショコラ好きでは?
アルボワのワインといえば有名な作り手がTissotさん。
私も日本では時々頂いております。
この辺りはブルゴーニュからもほど近くすっきりとした美味しいワインがいただけます。
そしてもう一つはヴァン・ジョーヌ(Vin jaune=黄色いワイン)と呼ばれる
シェリーのような独特の芳香を持ったワインが有名です。

アルボワティソ

こちらがTissotさんのお店です。
パリのホテルで飲もうと白2本購入しました。

お腹がすいてきたので軽くランチの取れるお店へと移動。
とはいえ広場を挟んではす向かいですが。

アルボワランチ

サラダランチです。生野菜に生ハム、コンテチーズがたっぷりかかって
パンもついてそれなりのボリューム。シンプルでとても美味しかったです。

アルボワ黒板

お店のメニューです。
ここは英語のブログで見つけたのですが大ヒット。
コンテチーズ始め地方の特産品を売っているお店なんですが、
お昼時になると奥がカフェレストランに変身。
感じの良いおじさま一人で切り盛りしているみたいです。
いいなぁーこんなお店、としみじみ。
ちなみに、ここで買ったコンテチーズ24か月熟成は絶品でした。

イルサンジェ

さてアルボワといえばもう一つ忘れてはいけないお店。
それは、ショコラの名店、イルサンジェーさんです!
MOFをお持ちのショコラティエ。
こんな歩いて回れるぐらいの小さな田舎町にも都会に負けない(いやむしろそれ以上の)
レベルのショコラがいただけるお店があるなんて、本当に素晴らしいこと。
アイスクリームを食べて、ショコラを買ってさて移動です。

盛りだくさんの今日は、ディジョンに行く前に世界遺産の王立製塩所へ。
アルケスナン(Arc-et-Senan)というところにあります。
ちょうど良い休憩場所。
アルケスナン

その後は1時間半ぐらいでディジョンに到着!
オートルート(Autoroute=高速道路)はがらがらで貸切状態。

マスタードで有名なマイユ本店です。
こちらは量り売りしてくれるフレッシュなマスタード。
(ビールサーバーではありません。)
マイユ

サロンドショコラでもおなじみ、ファブリス・ジロットさんのお店です。
暑いけれどやはりショコラは購入。
ジロット氏もMOF保持者です。

Dijonジロット

この後はようやくこの日の宿泊場所、ボーヌへ。
何度か来ているので勝手知ったる・・・はず。
それにしても東京並みに暑かったです・・・!
2011.01.12 Wednesday

2010年7月のフランスの旅日記 その7 ポール・ボキューズにて

さてル・ピュイからリヨンに戻り、本日のお楽しみはポール・ボキューズでのディナー!です。
1965年から三つ星を維持しているというレストラン。
ボキューズ氏ご本人がリヨンにいらっしゃるときにはレストランに出ていらっしゃるとのこと。
様々な方々のブログ&口コミから「テーブルに回ってきたときに写真撮影OK」との
情報を得ていたので楽しみに出かけました。
本店はリヨン市内中心部からはタクシーで20分ぐらい。
そのほか市内にビストロがあるようです。

そうこうするうちに到着。雑誌や写真で見た通りの外観です。

Bocuse 1

ちなみにボキューズ氏は玄関にいらっしゃいました。
わざわざ私たちをお出迎え!?というわけではありませんが、
まさにそんな気持ちになりました!もちろん記念撮影。

ボキューズ トリュフのスープ

まず前菜には名物トリュフのスープ。
1975年にエリゼ宮(フランス大統領公邸)で出されたメニューです。
しっかりした味のスープに黒トリュフがたっぷり。
・・・予想通りボリュームもたっぷりです。

Bocuse 2

メインディッシュは、ブレスの鶏のヴェッシー包み。
これまたレストランのスペシャリテです。
(ちなみにヴェッシーとは豚の膀胱デス。)
切り分けると、こんな感じに。
Bocuse 3

一皿目は柔らかい胸肉の部分にモリーユ茸たっぷりのクリームソース。
ガルニチュール(付け合せ)がなんとも田舎風なクラシックな人参、じゃがいも、さやえんどう。
バターライスもついています。
二皿目は、もも肉部分ですが、やはり一皿目でおなかいっぱいに・・・。
このブレス鶏のお料理は2人分なのですが鶏一羽を二人で食べるってちょっと無理ですよね。

ボキューズ プチフール

メインの後は次々やってくるデザートを制覇。
アイスクリームにフランボワーズソースをさっぱり頂いた後は
クレームブリュレ、ムースオショコラが出ました。
フランスにしては小ぶりでしたが日本では立派な一人前サイズといえます。
そして最後はプチフール。(食べきれず持ち帰らせていただきました!)
ご存知ベルナションのショコラも載っています。

高級ワインを頂かなかったせいもあり、意外とリーズナブルなお勘定でした。
ワインはシャンパンをグラスで、白はフルボトル、赤をグラスにしたのですが
きちんとして手ごろなハウスワインを勧めてくださり拍子抜けするようなお値段。
こんなところが気さくで良いところ。
ちなみに周囲は家族ディナーが数組。小さいころからこんなところで
お食事できるなんていいなー。
お隣は年配のご夫婦。我々と同じかそれ以上の量をぺろりと平らげていらっしゃいました。

帰りにはお土産にとメニューをくださいました。
派手な外観といい、かなりリラーーックスしたお店の雰囲気といい
三つ星であることを忘れてしまいそうなひと時でした。

それにしてもオリジナル(と思われる)素敵なお皿を買わなかったことが悔やまれます。。。
さて明日はアルボワ経由ボーヌへ移動です。
2010.12.29 Wednesday

2010年7月のフランスの旅日記 その6 巡礼地ル・ピュイ

Jour 4: 巡礼地ル・ピュイへ・・・

4日めは紫外線が照り付ける晴天のもと、リヨンから日帰りでル・ピュイへ向かいました。
正式な町の名前は、Le Puy en Verayと言いまして、オーベルニュ地方に属しています。

この町に行ってみたかった理由はいくつかあるのですが、
まずは有名なのはサンチアゴデコンポステーラへの巡礼路の出発点の一つであること。
ちなみに、巡礼路は4つあり、1)トゥールの道、2)リモージュの道、3)ルピュイの道、
4)トゥールーズの道だそうです。
昨年訪れたバスクのサンジャンピエドポーはこのうち1)〜3)の巡礼路の合流地点で、
そこからピレネー山脈を越えてスペインへ続きます。

そしてルピュイ特産のレンズマメを買いたいということ。
もちろん、パリでも売っていますが現地で私としては買うことに意義ありということですね。

さらに、溶岩で作られた黒いマリア像を見たい!(これはTV番組で見たので・・・。)

リヨンを出て特に渋滞もなく単純な道を走ること1時間半、大地の色が赤みを帯びてきました。
サヴォアやブルゴーニュとは違った色合いの地方です。

LePuy2

こちらは、サン・ミッシェル・デグイユ礼拝堂。10世紀に建造された礼拝堂です。
ごつごつした土台の岩は火山岩だそうです。
高さは82m。息を切らしながら階段を上りました。
頂上からの眺めは絶景。

今度は中世の街なみがそのまま残る旧市街へ。
LePuy1

大聖堂に建てられたマリア像です。
このマリア様、誰か(何か)に似ている・・・と思ったら、
自由の女神像と同じようなお顔なんです。

大聖堂の回廊と中庭。
暑い日差しを避けてちょっと一休み。
どこかでこの雰囲気を感じたことがあるな・・・と思っていたのですが、
モンサンミッシェルの回廊に似ていることに気づきました。

LePuy3

何箇所も教会や聖堂や観光地など廻っていると不勉強な私も建物が建てられた
年代によって様式は違うものの、何とはなしに共通するものを感じることがあります。
場所によっては懐かしいと思うこともあり、過去にどこかで出会ったような
いわゆるデジャ・ヴュ(Deja vu)を感じることも・・・。
そして教会を訪れて不思議なのは、外の喧騒からきっぱりと遮断されて
静けさと荘厳さを思い切り感じられること。
クリスチャンではない私も気持ちがすっきりと落ち着いていくのがわかります。

ルピュイでは、当初の希望通り色々なグッズをお土産に買いました。
サンチアゴは聖ヤコブのことでフランスではサン・ジャック(Saint Jacques)という
名前になります。ヤコブのシンボルが帆立貝なのでフランスでは帆立貝のことを
コキーユ・サン・ジャック(Coquille Saint-Jacques)と言うのです。
帆立貝モチーフのブレスはクリスチャンの友人に。

ルピュイのレンズマメももちろん購入。後日こんなお料理になりました。

プティサレ

レンズマメをベーコン、エシャロット、ブイヨンと煮て
豚スペアリブを塩とスパイスに漬けたあと蒸して焼いたものです。

2010.12.14 Tuesday

2010年7月のフランスの旅日記 その5 リヨンのディナー

約3時間のドライブの末、リヨンに戻ってきました!
この日の夜はリヨン名物ブッションというワインビストロを予約してあります。
気軽なお店とはいえ、人気店は要予約そして土日休みがほとんどです。
万全を期して、日本から予約の電話を入れました。

で、本日向かうのは、「Daniel et Denise (ダニエル・エ・ドゥニーズ)」です。
現在のオーナーシェフは、MOFシェフのジョゼフ・ヴィオラさん。
ランチは大盛りとはいえサラダ程度だったのでディナーに期待がかかります。
8時に予約してあったのですが実際は9時過ぎに到着というかなりフランス人並みの遅さ。
月曜日夜ですが店内は超満員。すごい熱気です!
私たちの席はあるのかしら?と不安になったほど。(遅れるという電話も入れたので
もちろん確保してありました。)

焼き野菜たると

まず前菜は夏野菜グリルのタルトを頂きました。
しっかりと火の入った生地の上にグリルした何種類ものお野菜が並びます。
バジルソースがかかっていてなじみやすいお味。
生地はバターがたっぷり使われているのですがしっかり焼かれているせいか
重くありません。野菜の味が濃くて美味しい〜。
これはおうちでも応用できそうです。

鳥レバーがとー

メインは鶏レバーのガトー仕立て。
ババロアのように柔らかく口当たりよい一皿です。
本体も周りのソースも覚悟していたほど塩味がきつくありません。
ただ、このガトー、直径12cmぐらいあるんです。
最後はちょっと苦しくなりました。。。
ちなみに同行のダンナさんは牛肉ステーキマスタードソース、
友人のJさんは子牛の腎臓ソテーというビストロ料理の王道を注文。

ヴェルヴェーヌのアイス

ここまででかなりお腹いっぱいなのでデセールはあっさりと。
ヴェルヴェーヌ(ハーブの一種)のアイスクリームです。
これはさっぱりとしてとても美味しかったです。
翌日のル・ピュイでもヴェルヴェーヌのリキュールを見かけたし、
このあたりヴェルヴェーヌの産地なのでしょうかね。
ヴェルヴェーヌはいつもハーブティーで頂いていますが
アイスクリーム、かなりオススメです!

ちなみに写真に撮ってないのですが、ハウスワインのボトルがユニーク。
ボルドー型なんですが、倒れにくくするためか?底がとても厚いボトルなんですよ。
リヨン独特のものだそうです。

帰り際、レストランのホールでシェフとしばし歓談。
このお店は2009年にリヨンのガイドブックでベストビストロにも選ばれたそうです。
シェフが表紙になったそのガイドや、写真入りの大きなカードなどを頂きました。
日本だと横浜に行かれたことがあるとか。
(*そのときはなぜ横浜?と思いましたが、リヨンと横浜は姉妹都市なんですねー。)
一人ひとり握手して、またリヨンに来るときには寄ってね〜とおっしゃり、大変気さくな方でした。

リヨンに行かれたらぜひ、行かれてみてください。
くれぐれも予約をお忘れなく!!
2010.12.02 Thursday

2010年7月のフランスの旅日記 その4 モンブラン

Jour 3: 早朝出発して、一路モンブランを目指す。

さて本日も昨日に負けず劣らず盛りだくさんの一日です。
そして朝食用には(リヨンで買ったパンもあるし)フルーツのジュースだけでいいなと思いお願いしたらなんと一緒に「ビスキュイ・ド・サヴォア」と自家製ジャムを添えてくれました。うーーん感激。

ビスキュイ・ド・サヴォアは独特の形の型で焼いたケーキ。ふんわりとしているのですが圧すとその分ちゃんと戻ってくるような弾力もあります。この地方の郷土菓子なのですがまさかこちらでいただけるとは・・・。粉、砂糖、卵の風味がなんだか懐かしい素朴なお菓子です。
(写真は撮りわすれました〜)

さて、7時半にはオーベルジュを出て一路シャモニー・モンブランへ!
このあたりも周囲を山に囲まれているしちょっと走ればすぐに見えてくるものだと思っていたら大間違い。走っても、走っても、雪山らしきものは見えてきません。
それだけについに遠くに山頂が白く覆われた山が見えたときの嬉しさと言ったら!
そこからはあっという間にシャモニー・モンブランの町に到着。

そしていよいよエギューユデュミディ展望台を目指してゴンドラに乗ります。
切符売り場も乗り場も大混雑ですが、実はパスを購入すれば列に並ばずにすぐゴンドラに乗れるんです。そしてここでは日本人の山好きな方々のグループと遭遇。ちらりと聞こえてきた会話によると世界各地の山や高原を訪れている模様。

モンブラン途中乗り換え

ゴンドラは山肌に沿うように垂直にあがるエレベータのようでした。
しかも速度が・・・速いんです!
約10分で1000mほどの中間点に到着。
外に出ると寒い!!!
空気が澄んでいるだけに余計ピリッとした冷たさを感じます。
ここで別のゴンドラに乗り換えていよいよ山頂近くへ・・・。
気のせいかどきどきしてきました。あわてて酸素タブレットを食べる私。

モンブラン展望台

(↑ 中ほどの黒い点が下山している人です)

さらに10分後、エギューユデュミディ展望台に到着。
ここは一番高いところにある展望台なのです。
・・・何か変。やはり空気が薄いです。吸い込んでも吸い込んでも足りないような・・・。
絶対に走っては行けないといわれましたがゆっくり歩くのがやっと。
幸い好天に恵まれたので日当たりのよいテラスに座ってモンブランをゆっくり観賞。
高山に来ただけでふらふらする情けない私ですが、同じゴンドラに乗り合わせた
登山姿のフランス人グループは徒歩で下山していきました〜。

その後はまたゴンドラで平地へ降りて(といってもここが既に標高1000m)
今度はメールドグラス氷河と氷の洞窟を見に行きました。

氷の洞窟

温暖化の影響で年々氷河の場所が後退しているそうです。
この洞窟の入り口も何度か変わった形跡がありました。
こういうことを実際に目にすると地球温暖化、CO2削減という言葉の重要性が実感として
迫ってきます。
周りは氷なのでもちろん天然冷蔵庫・・・寒いです。
防寒対策をしっかりしたほうが良いです!!

さてこの後はリヨンに戻るのでかなり長時間のドライブです。
夜はリヨン名物ブッション(ワイン居酒屋)を予約してあるので楽しみ!!

2010.11.12 Friday

2010年7月のフランスの旅日記 その3 サヴォア

さて盛りだくさんの2日めは午後の部へと続きます。

この日はホテルをチェックアウトして市内からリヨン空港へ向かいます。
そこでレンタカーを借りるため。リヨン市内にももちろんレンタカーオフィスはありますが、予約しようとしたら市内のオートマチックが売り切れだったため、空港で借りてそのまま高速道路に乗ったほうが簡単では?ということになり空港で借りることに。
空港で簡単なボリュームたっぷりランチをして一路サヴォアに向けて走ります。
この日はじりじりと照りつける太陽の光で目がちかちかするほど。
気温は35度以上はありますね。。。

車を走らせること2時間、山に近づくにつれ日差しは相変わらずですが、だんだん涼しくなってきました。しかし同時に怪しげな雲が出てきます・・・。
最初の目的地は保養地で有名なアヌシー。アヌシー湖のほとりで優雅にお茶、というのが目的でしたがまさかの「どしゃ降り」、それも日本で言うところの「ゲリラ雷雨」なみ。
車のワイパーが右左に激しく動き、路面はたたきつけられた雨が跳ね返る様子まではっきりと見えます。そんな中、アヌシーに到着。人々も突然の雨に戸惑っています。なんとその日トライアスロン大会が行われていたようで・・・。
無事私たちはオテル・アンペリアルを見つけてゆっくりお茶が飲めることに。
この頃にはすっかり気温も下がり涼しくなっていました。

オテルアンペリアル

鉄瓶で出されるお茶もすっかりポピュラーになりました。
この後に頂くディナーのことを考えてお菓子は控えめに・・・。

小一時間ほど休憩して元来た道を少し戻り、Bourget湖へ向かいます。
帰りはすいすい・・・の予定でしたがオーベルジュが少しわかりづらい場所にあり、
Bourget湖には着いたものの目的地を探して右往左往するはめに。。。
やっと看板を見つけてたどり着いたのは夜の8時半。
と言っても夏のヨーロッパは日没が10時ぐらいなのでまだ夕方のような感覚です。
アトモスフェール外観

ここ、Auberge Atmospheres(オーベルジュ・アトモスフェール)
レストランと4室の客室を備えたオーベルジュ。
1階がレストランで、この日はお天気に恵まれたので湖に向かったテラスで全員お食事です。
ちなみに、こちらは懇意にしている恵比寿のワインショップLa Vinee(ラ・ヴィネ)
方に教わりました。その方もワイン生産者から教えていただいたとか。
まさに、知らなければ絶対に来ることのないようなところです。
実際、私がメールで予約をしたときもオーナーは「どうやってここを知ったのだろう?」と
不思議に思っていたのだとか。

そうそう、こちらのオーベルジュが料理王国という雑誌(11月号)に出ていました!
サヴォア特集のページです。

アトモスフェールアペリティフ
まずはアペリティフ。スパークリングワインで乾杯です。
石に突き刺さった3種のアミューズに注目。

ちなみに、サヴォア地方は以前イタリアとフランスの一部でサヴォア公国という国を
形成していたのですね。1860年までサヴォアからずっと南に下ったニースなんかもその国の一部だったそうです。
で、今年はサヴォアがフランスになってから(という表現が正しいかどうかわかりませんが)150周年ということで、特別メニューがありましたのでそちらを頂くことに。
イタリア、フランス両方の食材を取り入れたメニューは一人55ユーロ。
信じられないようなコストパフォーマンスの良さです。
お料理も湖の魚だとか、イタリアのハムを使ったり、スープ仕立てになっていたり
優しい味付けでサヴォアのワインにもピッタリ。
全部で6皿ぐらいありましたが、その一部をご紹介。

アトモスフェール料理

アトモスフェール料理2

アトモスフェールチーズ

締めは山のチーズで。
スタートが9時半と遅かったのでデザートを食べ終わるともう12時を回っていました・・・。
明日はモンブラン目指して早起きなのですぐに寝なくては!
テーブルでもうとうとしていたのでお部屋に戻るとばたんと倒れるように寝てしまいました。。。

明日は雨の心配のない良いお天気になりそうです!




2010.11.05 Friday

2010年7月のフランスの旅日記 その2 リヨン

Jour 2: 午前中はリヨン市内観光。ポールボキューズ市場、有名なだまし絵を見る。
       午後は、レンタカーを借りてリヨンからアヌシーへ。お茶をいただいてから
       ブールジュ湖のAuberge Atmosphere(オーベルジュ・アトモスフェール)へ。

1日目はパリからかなり遅れたTGVに乗ってリヨンに到着したのは夜の10時過ぎ。
荷物を開いたらさっさと寝てしまったのでリヨン街歩きは2日目から。
と言っても午後にはレンタカーを借りて1泊でサヴォアに向かうので貴重な午前の時間です。

まずは念願の(?!)ポール・ボューズ市場(Les Halles Paul Bocuse)へ。
市場とは言うもののモダンで立派なビルの中に素敵なお店がはいっているのです。
さすがリヨンが美食の都と言われるだけあって、色とりどりの野菜、果物のほか
魚介類、肉類、ソーセージなどの加工品、チーズ、デザート、パン、チョコレート、
一日いても飽きない品揃え。

Lyon les halles tarte praline

早速パン屋さんでピンクのプラリネを使ったタルトやパンを発見!
リヨンのあるローヌ・アルプ地方ではアーモンドに濃いピンクの厚いお砂糖がけをした
プラリネが名物。それを使ったパン、お菓子が有名です。
このお店では薄いタルト生地にプラリネを流して焼いています。
もちろんブリオッシュに入ったものもありこれは翌日の朝食用に購入。
そういえば2008年に訪れたタン・エルミタージュ(Tain Hermitage=チョコレートメーカーの
ヴァローナ本社があります♪)の町のパン屋さんでも見かけました。
タルトはおやつ用に早速購入。そして後でお菓子屋さん、おみやげ物屋さんでも
袋入りのプラリネを買いました。
(帰国後、自宅にてピンクプラリネ入りアイスクリームを作ってみました。美味でした!)

甘いものを見た後は塩味ものをチェック・・・。
Lyon les halles fromage

こちらはチーズ熟成士、MOFのエルヴェ・モンス氏のお店です。
モンス氏はいらっしゃいませんでしたが、同僚の男性スタッフ(この方もMOF!)が
親切に対応してくれました。
どれもこれも美味しそうでそして当然ですが日本での価格と比べると格段にお安いのです。
あれこれ買いたくなりますが、まだ旅は始まったばかり。
これから色々なものとの出会いがあるはずと諦めました。

この市場内には素材も半加工品もデリも全て揃っています。
たとえば、キッチン付きのホテルに滞在すれば、前菜用にフォアグラのパテを買って、
メインはウズラのファルシ(詰め物)をオーブンで焼いて、デザートもパンもチーズも
最高のものを選んでフルコースのおうちディナーに出来るわけですね。
次回は絶対に近くのアパートメントホテルに滞在して毎日通ってしまおう!と
決心しました。

Les Halles de Lyon
102, cours Lafayette, Part-Dieu
69003 Lyon
最寄り駅:Part-Dieu

さて美味しいものを見てあれこれ試食した後は腹ごなしにだまし絵を見に行きます。
リヨンは大都市なのでメトロ、トラム、バスの路線が整備されていてかつわかりやすいです。
一日観光するなら1日パスを買うとお得。


Lyon騙し絵ボキューズ

壁一面に描かれたリヨンの有名人達。だまし絵はリヨン市内に何十箇所もあるようですが
まずはこちらの絵を見に来ました。
リヨンの観光と言えばだまし絵と思っていた私ですが場所の特定には時間がかかりました。
ガイドブックにもそれぞれの場所や住所が出ていないのです。
最終的には実際に伺った方々のブログとそこに書かれた通りの名を参考にGoogle Mapで
検索して突き止めることに・・・。
こちらはソーヌ川沿いの、Passerelle Saint Vincentという小さな橋の近くにあります。

Lyon 騙し絵1

なんだか後から写真で見るとどこまでが絵でどこからが本当に建物の凹凸なのか
わからないですねー。

その後メトロを使ってCroix-Rousse地区、Canut通りにある巨大なだまし絵も
見に行きました。メトロの最寄り駅はHenonだったと思います・・・。

リヨンだまし絵Canut通り

ここのだまし絵はすごいですよ。小さくしか見えませんが、階段もその奥にある建物も
全て絵です。右側の建物は一部本当に窓があるし奥行きがありますがこれも絵なんです。
そういえばパリでもプランタンデパートが工事中のときには大きな工事用の幕が
かかっていてそこに完成後の建物の絵が描かれていました。
日本でもブルーシートや白い塀ではなくて素敵な絵があるといいですね。

この後は、リヨン空港でレンタカーを借りてサヴォアに向かいます!
この日は気温33度ぐらい、晴天なのは良いのですが、「からっと涼しい風」を
期待してきた私には少々暑すぎるお天気です。
きっと山に行けば涼しいと思うのですが、さて・・・。