小さなオーブン 大きなヨロコビ 'Le Petit Four-ル・プティ・フール-'

ブログ

2014.10.19 Sunday

2014年バスク旅その(13)必見!エスプレットのマルシェから その2

のんびりと続けているバスク旅のブログ。本当に歩みが遅くてすみません。
エスプレットのマルシェの続編です。

野菜や果物などマルシェで見かけるとウキウキするフレッシュな農産物。
しかしマルシェの魅力は奥が深い。
それだけに、訪れる村・町のマルシェは必ずチェックしています。


バスクのリキュール、パチャラン。
野生のプルーンから作られるお酒です。エチケットのローブリュー(バスク十字)が素敵。
この辺りで長期滞在できるなら、1本買って夕方テラスで冷やした飲むのも良いなー。


アペリティフに合わせるおつまみは、サラミ!
フランスではソシソンセック(ドライソーセージ)が本当に豊富。
薄切りにしながらつまむと最高♪


バスクの調味料と言えば、ここエスプレット特産のAOC唐辛子
ピモン・デスプレットです。
とにかくあらゆる料理に入っていて、「塩コショウ」の代わりに、「塩ピモン」で
調味すると言っても過言ではない。辛みが柔らかいので私も長年自宅で愛用しています。


りんごも実る豊かなバスクではシードル作りも盛ん。
シードル工房で作られるりんごジュースは甘味控えめでのどの渇きを潤してくれる
ヘルシーな飲み物。りんごをすりおろして絞ったような味わいなのです。


バスクのAOCチーズ、「オッソー・イラティ」
以前同じエスプレットのマルシェで買ったものが美味しかったので、
今回も・・・と思ったら、愛想の良いお兄さんが独立したようで自分で出店していました。
いつものように試食もたっぷり。ねっとりした羊乳のチーズは癖がないのでオススメ!
真空パック機も完備してささっとパックしてくれますよ〜。

はー、写真を見ているとお腹空いてきました!
美味しいもの満載の旅は、まだまだ続きます・・・。
 
2014.09.26 Friday

2014年バスク旅その(12)必見!エスプレットのマルシェから

エスプレットは小さな小さな町(村)なので、お店も少ないのですが
フランスのどこに行っても必ずある「マルシェ」は曜日限定ですが、ちゃんとあります。
ここでは通常は水曜日、夏の間は土曜日も開催されるこのマルシェ、
生鮮品から、チーズやハムなどの加工品、ワイン、パン、CDやアクセセリーまで
何でもそろいます。

と言う訳で、火曜日の夜にエスプレットに泊まって水曜日の朝のマルシェを見物するのが
オススメです!


訪れた頃が丁度旬真っ盛りのあんず。
フランス語ではAbricot. タルトやジャムにするとホントに美味しいです。

色鮮やかな野菜達!
さっとソテーして塩とエスプレット唐辛子だけで美味しそう。

こちらは青唐辛子。
地元ではギンディージャという酢漬けに加工されます。

美味しそうな新ジャガ!
皮がとても薄そうなのは写真からもわかりますね。
フランスのジャガイモの美味しさは、普段ジャガイモを食べない方でも
ついつい進んでしまうほど。
これもテロワールのなせる技でしょうか?


 
2014.09.17 Wednesday

2014年バスク旅その(11)エスプレットのシンプルな朝食

エスプレットのホテルで頂く朝食はシンプルだけど
抑えるべきところをしっかり抑えた美味しいものばかり。

丸ごとオレンジをジューサーで絞った正真正銘「絞り立てオレンジジュース」
自分で絞るのが楽しい。

自家製ジャム、ハチミツは巨大な(3リットル入りぐらい?)瓶から
好きなだけ。
小型冷蔵ケースには、ヨーグルトやチーズ。

そしてこのクロワッサン。
同行したSさんによると、「今まで食べた中で一番美味しいかも?!」とのこと。
外側はやや硬めに焼かれ中はしっとりもっちり。
油がべたつかず皮がパラパラこぼれ落ちる事なく、なかなか良い。



前々日、サンジャンドリュズのMaison Adamで買っておいたガトーバスク。
直径10cmぐらいのお一人様サイズx4種をそれぞれ1/4にカットして
おやつ用に皆に配りました。
中味は、黒さくらんぼ、カスタードクリーム、チョコレートカスタードクリーム、
季節限定アプリコット。


朝食を終えたら、広場にあるマルシェを散策に行きます。
野菜、チーズ、ソーセージやジャムなどの他に布製品も豊富で
意外な掘り出し物もあるこのマルシェは毎週水曜日開催。
(夏期は土曜日もやっているそう)
いつも買うチーズ屋のお兄さんも来てるかなー。


ホテルの入り口。
6月から7月にかけてはどこに行っても紫陽花が沢山!
紫陽花が誕生花の私には嬉しい限り♪
 
2014.09.15 Monday

2014年バスク旅その(10)外せないエスプレットでのステイ

バスクは海も山も、町も田舎の村も全部好きですが、
初バスクからずっと通っているのがここ、エスプレット。
お料理好きの方には聞き覚えあるかもしれない「ピモン・デスプレット」
いわゆるバスク唐辛子で有名なエリアです。

初めて訪れた5年前から比べると、より「観光を意識した」町づくりになっているなと
思いますが、こぢんまりした居心地の良さはやはり不変。

いつも泊まるのはHotel Euzkadi.
広々とした客室、美味しい郷土料理に地元ワイン。
わざわざ来る価値有りのホテルレストランです。
夕食はもちろんこちらで頂きます!


お昼も、おやつも食べたのにバスクそのもののセッティングにそそられて
空腹度がupします。

ノンアルコールの方用に頼んだリンゴジュースが美味しい!!
地元のシードル工房で作っているもので、
まさにしぼりたて、酸味のあるすっきりした味わいでした。

まずはアミューズのスープとパン&ディップ

バスク料理のピペラードには厚切りの生ハム添えです。
これ、ご飯にかけると美味しいんですよ〜。

自家製仔牛のソーセージ、トリポチャ。
見た目はあまり美しくないのですが、食べてビックリの美味しさ。

レストランのスタッフに、オススメは?と尋ねたらこちらの
リ・ダニョー(仔羊の胸腺肉)!と即答されたので
頼んでみました。胸腺肉は、仔牛のリ・ド・ヴォーが一般的ですが
コリコリして思っていたよりもあっさりしてて肉好きに大好評♪

肉ばかりでも、と頼んだ大海老のフライ。
なんてことないお料理ですが海老天ぷらを彷彿とさせてシンプルに美味しいお料理でした。

とにかく、一日中何かしら食べたり飲んだりなので今日はちょっと軽めに
ロゼをグラスで頂きました。
バスクのAOCイルレギーです。

お次は別腹のデセールへ。
バスクなお菓子盛り合わせは、プリンのコカ、チョコレートムース、
そしてガトーバスク。

明日は水曜日なので広場にマルシェが立ちます。
これがまた楽しみの一つ。
それでこのホテルのステイをいつも火曜日夜に調整しているのです。
だんだんスーツケースがずっしり重くなってきたので
調子にのって買い込まないようにしないとね、と自分に言い聞かせながら
この日は解散。
 
2014.08.31 Sunday

2014年バスク旅その(9)バイヨンヌで郷土料理ランチ

バスクの郷土料理はバスク語の名前そのままのものが多く
中にはユニークで聞き慣れない料理名が沢山。
そしてユニークな響きの名前も多くてなんだか楽しくなるものも。

バイヨンヌでのランチはどうしようかな〜と考えていたところ、
お腹具合がまちまちだったので幅広く選択肢のあるカジュアルなお店へ。
レアール(屋内中央市場)に隣接するビストロへ。


サラダ程度と思っていたのですが、メニューを見ているうちに大興奮(笑)
朝あんなにたっぷりショコラの朝食を摂ったにも関わらず、郷土料理マルミタコを
注文してしまいました。
まずはシードルで喉を潤します。
左側は無料のお水。瓶が洒落てますね♩

こちらがマルミタコです。

まぐろとじゃがいも、パプリカなどお野菜のトマトスープ煮。
少々肌寒い日だったので、温かい汁物(なかなか探すのが困難)にめぐりあえて
ホッとしました。
お味も、想像通りとても優しくて、するすると胃に収まって行きましたよ。

他のメンバーはというと、スモークサーモン入りサラダとか、
鴨のコンフィにじゃがいもグラタン。
空腹の度合いは様々のようです。(笑)

ランチの後は午後2時の出発まで自由行動。
小さな町で歩きやすく、油断禁物だけど初めての町で各自自由行動ができるのは
本当にバスクならでは、です。

レアール内はこぢんまりしていましたが、ここでオススメスイーツを発見しました。
↓のMuxus(ムシュー)というお菓子。
そして、そのお隣にある袋入りのクッキー!
次回バイヨンヌに行ったら多めに買って帰りたいと思います。

ちなみに、レアールは朝8時〜午後1時までのみ営業です。

 
2014.08.22 Friday

2014年バスク旅その(8)バイヨンヌの素敵な出会い@レストランLa Grange

ホテル同様、バイヨンヌでの夕食をどこにするかは結構悩みました。
というのも宿泊した月曜日はお休みするレストランが多いのです。
さらにその日の午後はサンセバスチャン観光、バルでタパスをつまんだのは午後4時頃。
ちょっと中途半端な時間のランチ?おやつ?となりました。

まだまだ明るい夜7時半、余りお腹空いてないかも〜と皆つぶやくもこれがまた当てにならない。
テーブルについて食前酒や炭酸水など飲み始めると結局前菜、メイン、デザート迄食べてしまうのです。
これもバスク・マジック?!

そぞろ歩きしながら候補のひとつ、La Grangeへ。
ボリュームタップリ郷土料理のビストロよりも、やや洗練された魚介中心がこの日の皆の気分でした。
ニーヴ川沿いに張り出されたテーブルに落ち着く事に。
暑くも寒くもない心地よい自然の風に吹かれながらの食前酒。

前菜は全員魚介類でした。
私が選んだのは最初のお魚。サーモンではなく「鱒」です。
フランス語でTruiteという鱒は、山あいのBancaを中心に養殖されています。
程よく火が入った柔らかい身、スモーク、リエットと一皿で3種類を頂きました。


対岸の建物や教会の上にはようやく夕焼け雲。
お外で快適にお料理や飲み物が頂ける時期って東京ではまれですよね。
今回、それだけでも得した気分です。


メインは全員一致でホタテのソテー。
周りはかりっと、中は柔らかく火が入った肉厚ホタテとその下のリゾットには一堂大満足!皆黙々と美味しく頂きました。
と、そこへサプライズが。「あのー・・・」と話しかけて来たコックコートの男性。
驚く程ではないかもしれないけどこちらのレストランで働く日本人男性でした。
彼の名はヨシさん。昨年からバスク地方に来てこのLa Grangeのキッチンにいるそう。
なんでもサービススタッフの1人が、「日本人らしきお客様が来ている」と伝えてくれたのだとか。
それだけでもキッチンとサービスの連携の良さ、そして、スタッフとチームワークを築けているのだな〜とわかります。
ヨシさん、今年の秋〜冬に一時帰国するとのことなので、その際には東京で皆で集まりましょう!と約束しました。


夜景モードで撮ったのでまだなんとなく明るいですが、もうすっかり夕暮れ。
それもそのはずで22時をとっくにまわっていました。

落ち着いた街並みがお気に入りの古都バイヨンヌ。
華やかさはないけれど、なんとはなしにゆったりできる雰囲気が心地よく
来年もきっとまた訪れようと心に決めました♩

La Grange
26 Quai Galuperie, 64100 Bayonne, France
Tel: 33.05.59.46.17.84
www.restaurant-lagrange-bayonne.com/
 
2014.08.21 Thursday

2014年バスク旅その(7)バイヨンヌでショコラ色の朝食<カズナーヴ Cazenave>

サンジャンドリュズに2連泊した後は、バイヨンヌで1泊。
バイヨンヌはホテルの選択を最後迄迷ったところ。
第一希望のホテルがこの日だけなぜか満室で、街の中心地から歩いて3、4分ほどの大型ホテル
"Le Bayonne"にしたのですが、結果的には正解。

理由その1:チェックインした際に日本語が少し出来るフランス人男性スタッフがとても親切に案内してくれました。
理由その2:お部屋がとっても広ーい。スーツケースを楽々広げられてバスルームもゆったり。気持ちもゆったりしますよね。

そしてバイヨンヌと言えば有名なのは「ショコラ」!
ここはフランスで初めてショコラ工房ができた街でもあります。
街の中心部にある、Port-Neuf通りには素敵なお店が軒を連ねています。

そのうちのひとつ、Cazenaveで朝食を頂きました。

お店のウィンドウもシンプルで素敵です。
ショップの奥がサロン・ド・テになっているんですよ。
午後のお茶も良いけど朝食もオススメです。

テーブルに置かれたメニューを見ながら朝食らしく
オレンジジュース、パン、ショコラショーを選びました。

パンはブリオッシュとトーストの2種類あり、迷っていたらお店のマダムが
「トーストがお店のスペシャリテよ」と背中を押してくれました。
なんともすごいボリュームですが、軽くさっくりとしていて
甘味はごくごく控えめ。タップリのバターが塗られていますがこれがまた美味しくて。

絞り立てオレンジジュースは、瓶やパック入りと違ってさらっと美味。
そして名物のショコラ・ムスー。
ムスーとはMousseuxで泡の事。
ワイン好きな方はVin mousseux=sparkling wineで聞き覚えがあるかもしれません。
ショコラショーを泡立て器を使ってシャカシャカたててショコラにのせるのです。
よって、泡の部分はふんわりとごく軽い味わいです。
お代わりと生クリームがついてきますのでお好みで。

メンバー全員大満足♩
しっかりと腹ごしらえしたら、店内を見渡してお買い物タイム。
その後は街歩きしながらのショッピングでランチ迄にお腹を減らします!(笑)

Chocolat Cazenave
19 Rue Port Neuf, 64100 Bayonne, France
tel: 33.05.59.58.03.16
www.chocolats-bayonne-cazenave.fr/
 
2014.08.06 Wednesday

2014年バスク旅その(6)サンジャン・ド・リュズのスイーツいろいろ

バスク旅の最初の宿泊地であるサン・ジャン・ド・リュズには美味しいスイーツがいっぱい。
これまでのブログでもご紹介していますが、行く度に口にする度にしみじみと美味しさを感じてしまいます。

まずはサン・ジャン・ド・リュズを訪れたらぜひとも召し上がって欲しいのがこちら。
メゾン・アダム(Maison Adam)のマカロン・ド・サン・ジャン・ド・リュズ。
見かけは平べったい厚焼きクッキーのような形状です。
'Veritable' (=正真正銘の)という形容詞のついているこのマカロンは
1660年ルイ14世とスペイン王女マリー・テレーズの結婚式の際に供されたという
歴史あるお菓子なのです。

マカロンという名の通り、材料はアーモンドパウダー、卵白、砂糖のみ。
食感はざっくりほろっと、ややねっちり。
素朴ですが、素材の良さが際立つお菓子。
店舗はここサン・ジャン・ド・リュズとビアリッツにしかないので、
バスクでしか買えない、というのも良いですね。
日持ちが12日間ということなのでお土産にもオススメです。

お次はムシュー(Mouchous / Muxu)
こちらは老舗パティスリー、パリエス(Paries)のもの。
パリ風マカロンに少し似て、表面がつるっとしています。
間にうすーくクリームを挟んで2枚で1つ。食感は、さくっ、ねちっ。
メレンゲのような外観は、こちらのお店のスペシャリテです。

三段になったトレーの奥にはパリエスの豪華レシピ本!
私も前回行った時に買いました♪
パリエスは、パリ6区、デパートのボン・マルシェの近くにもお店があります。

バスクと言えば忘れてはならないのがガトーバスク。
私がバスク地方にはまるきっかけとなったお菓子でもあります。
こちらはやや小ぶりのお一人様サイズ。(とはいえ直径10cmほど)
クレーム・パティシェール、クレーム・パティシェール・ショコラ、
コンフィチュール・スリーズの他に、季節のスペシャルとしてアブリコ(アンズ)も。

4種類を1個ずつ買って、1/4ずつ4人で分けて頂きました。
ガトーバスクについては、別の機会にまとめてご紹介します。

朝昼夜の食事の他に、こんなお菓子も食べたくなり、本当にバスクは誘惑の多いエリアです。

Maison Adam
49 Rue Gambetta, 64500 Saint-Jean-de-Luz
www.macarons-adam.com/

Paries
www.paries.fr/
2014.07.14 Monday

2014年バスク旅その(5)サンジャン・ド・リュズの夕食<Zoko Moko>

バスク旅3日目はちょっと遠出してきました。
夕方から本気のショッピングモードでしたが皆、元気いっぱい。
夜7時半でまだこの明るさ!


サン・ジャン・ド・リュズでの2晩目は、港から1本裏手に入った静かな一角にある
レストラン、Zoko Mokoへ。

前回リュズに滞在した際に1人ディナーして居心地が良かったのと
バスク料理をモダンにアレンジしたちょっと軽めのお料理なので
変化がつくかな、と思いチョイス。
ソフトドリンクのメニューに大好きなシャテルドンがあったのもポイント高し!

まずはアミューズ。
バスク料理が形を変えてちょこちょこ出てきました。

前菜はタコのカルパッチョを選びました。
上にのったコンディマン(薬味)と薄切りのタコがとても良い〜。
(帰国後早速アレンジですが作ってみました!)
オマールを選んだ方も大満足♪

メインはこれまた大好きなラングスティーヌ(手長エビ)にしてみました。
ふわんとした柔らかさと海老の甘味が嬉しい。
下にはたっぷりのお野菜と小さなマカロニ。
もちろん完食!
本日のお魚は真鯛でした。皮はぱりっと身はしっとり柔らか。


締めくくりはデザート。
おお、ここにもありました。メレンゲにチョコレートソース。
ポッキーが刺さっててなんだか宇宙人ぽい?
私はイチゴたっぷりのさくさくガレット(つまりバターたっぷり)に
ピスタチオクリームとアイスクリーム。

この日も一日よく歩き、よく飲み、よく食べました。
明朝は出先のおやつ用にガトーバスクを買わなくちゃ・・・などと思いながら
眠りにつきました。(笑)

Zoko Moko
6 Rue Mazarin, 64500 Saint-Jean-de-Luz
Tel: 33. 5.59.08.01.23
 
2014.07.11 Friday

2014年バスク旅その(4)サンジャン・ド・リュズの夕食<ル・ペイタ>

一日のお楽しみは、やはり締めくくりの夕飯ですね。
2泊ということは夕食は2回のみ。(当たり前)
できるだけバラエティに富んだ食事を楽しめるよう選びました。

初日は気軽なバスク郷土料理のレストラン、Le Peitaへ。
一皿のボリュームたっぷりなので、いくつかオーダーして取り分けるのが正解。
生ハムやエスプレット唐辛子がぶら下がっているカジュアルな店内。

オススメ料理はこちらに。
天然海老美味しそうです!
ワインは地元バスクのAOCイルレギーの白で。


お料理はまずは生ハム&メロン。
赤ピーマンに鱈とポテトを詰めたピキオス
天然海老の鉄板焼き


続いては、シピロン(いか)のソテー
そしてバスク料理といえば外せないアショア!

お皿からはみ出さんばかりのボリュームに一堂ビックリ、にんまり、そして黙々と平らげます!
そしてメインのお料理以外でも付け合わせのじゃがいもがどれも美味しい!
お腹一杯なのについついポテトフライに手が伸びるし、
包み焼きしたポテトのとろ〜りなめらかな美味しさにも驚きの声が上がります。
フランスのじゃがいもは種類も豊富、そして味わいが何とも素晴らしい。
これもやはりテロワールのなせる技?


セップという名にひかれてオーダーしたこちらのデザートは、
メレンゲをセップ茸(バスクの特産品のひとつ)の形にカリカリに焼いて
チョコレートソースをかけていただきます。
メレンゲ&温かいチョコレートソースの組み合わせはどこのレストランでも
見かけたのでバスクでは定番なのかしら??

すっかり夜も更けて雨がぱらつく中、バスク初日を満足に終えました。

Le Peita
21 Rue Pierre-Louis Tourasse,
64500 Saint-Jean-de-Luz

Tel 33 5 59 26 86 66