小さなオーブン 大きなヨロコビ 'Le Petit Four-ル・プティ・フール-'

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2011.10.18 Tuesday

パリの美味しいものまとめて色々〜ポワラーヌ、ペトロシアン、Etc...

夏のフランスの旅日記、最後はパリの美味しいものまとめてご紹介!で
締めくくりたいと思います。

まずはポワラーヌのりんごのパイ。
りんごをくるんだものとタルトのように上にのせたものがあって
どちらも生地はふんわりさくさく。正しいパン屋さんのりんごパイと言う感じでしょうか。 
パリジェンヌのように、買ったらすぐに食べながら歩きたい。(背筋を伸ばして)


隠れたベストセラーはシンプルなクッキー。
粉、砂糖、バター、卵、そして菊型の抜き型とザ・基本のようなものですが
良いものだけを使ってます、と主張しています。

ちなみに私は良く焼けたものが好み♪

こちらはペトロシアンのスモークサーモン。
ペトロシアンといえばキャビアとサーモン。キャビアはちょっとお高いので
もっぱらサーモンを頂いております。
私のお勧めはツァーという名前のもの。ギャラリーラファイエットのお店は
気軽に利用できます。ほしいだけ、何枚とお願いしてスライスしてもらいます。
まさにとろける美味しさ。


おやつにはメゾンドショコラのソルベ・ショコラ。
シャーベットなのでアイスクリームよりもさっぱりとしていますが、その分カカオの濃厚さが
感じられますよ。


朝食の定番はパンとフルーツジュースに加えて欠かせないのがヨーグルト。
フルーツの酸味が効いたものがお気に入り。
今回はまずリュバーブとシトロン(レモン)。
コクのあるヨーグルトによく合います。
パッケージを良く見ると、乳脂肪分(MG)は3.4%、そして
クリーム無添加の文字が。こっくりしているのはミルクの風味なのでしょうか。


東京でのショコラタイム用に、ジャン・シャルル・ロシューで
カルーゼル・ショコラを購入。
1月のサロンドショコラ東京で買いそびれてしまったので。。。


少し弾力のあるチョコレートをくるくると削っていただきます。
花びらのようにチーズを削るジロールという器具から発想したらしい。
チョコレートがなくなったらレフィルだけ買えるのも素敵。
フレーバーも色々あるので試してみたいもの。
ロシューさんご自身もお店で接客してくれて、バッグにサインを
入れてくれました。

まだまだご紹介したいものは沢山ありますがひとまずこれにて。
いつか冬のパリの美味しいものをたっぷりご紹介したいです。
2011.10.08 Saturday

パリのチーズ屋さん (2)MOF熟成士のお店で目移り・・・5区Laurent Dubois(ローラン・デュボワ)

ホームページがとってもスタイリッシュなのが印象的なパリのチーズ屋さん、
ローラン・デュボワ
しかもホテルから歩いていけるところにある。
とは言いつつも、なかなか行く機会がなく、帰国日の朝パッキングの前に駆け付けました。
で、あーなんでもっと早く来なかったの?!と後悔しきり...。

まぁでも来ないよりはマシだと自分に言い聞かせ
気持ちを切り替えて店内をキョロキョロ

まず入り口入って右手にはシェーヴル、白カビタイプが美しくディスプレイされています。


左手はウォッシュ、青かび、セミハード、ハードなどなど。そして、


フレッシュタイプにヨーグルト、チーズケーキ、バターなどなど・・・。
今日帰るんじゃなきゃ、夏じゃなきゃいっぱい買えたのに・・・。


結局選んだのは、L’Abbeye de Citeaux (ラベイ・ド・シトー)という
ブルゴーニュはシトー修道院で作られる圧搾タイプのチーズ。
実は以前シトーまで行ったのにお昼休みにぶつかってチーズが買えなかったのです。
リベンジできました。

そしてBeaufort d'Alpage (ボーフォール・ダルパージュ)。
サヴォアの加熱圧搾タイプのチーズで、1500m以上の高地放牧した
牛のミルクで作られているもの。
かなりチーズの色が濃かったです。
ボーフォール好きな方へのお土産にもう一つ。

さらには、こんなものも!




くるみ、果物のパテなどそれぞれのチーズと相性の良い
パートナーを添えてあります。
このまま小さく切ってオードブルにも良いですね♪
そして、何よりも美しい!

更には、支払いを終えて出るとお店の前には更に別の物を発見。
(入るときにはあわてて来たので気付かず・・・)


ガラス越しで見づらいのですが、右手は色々なチーズの盛り合わせプレート。
これだったら一人、二人でホテルでいろいろ試せますね。
彩りも綺麗。パンとワイン、野菜があれば軽いディナーになりそう。

左手に見える薄茶のチーズは48か月熟成ゴーダ(オランダのチーズ)。
アミノ酸結晶がいっぱいです。

お値段は多少高めでしたが、整然とブティックのようなプレゼンテーションと
丁寧な説明(保存の注意など)、違う種類のチーズは別々に
Sous-vide(真空パック)してくれる心遣いも素晴らしい。
パリに来る楽しみがまた一つ増えました。

Laurent Dubois (ローラン・デュボワ)
47 ter Boulevard Saint-Germain Paris 75006
メトロ: Maubert Mutualite
営業時間 火〜土 0830-1930、日 0830-1300
http://www.fromageslaurentdubois.fr


2011.09.30 Friday

パリのチーズ屋さん(1)素敵なサロンでチーズセミナーChez Virginie @モンマルトル

定宿のある6区からはちょっと遠いのであまり足を延ばすことのなかった
モンマルトルエリア。
オペラ界隈からだと結構近い。

たまにはサクレクール寺院からパリを見渡すのも良いし、
サンラザール駅から坂を上ってしゃれた小物やパン屋さんを眺めつつの
お散歩もおススメ。日曜日に開いているお店も多いのです。

美味しいチーズをたくさん食べることも今回の旅の目的の一つ。
今回はインターネット検索で見つけたChez Virginieでのセミナーを申し込んでみました。




チーズの製造方法や、フランスのチーズの種類などの説明を受けたら
いよいよ試食タイム。
テーブルいっぱいに盛られたチーズ、パン、フルーツ、ジャムなどを
ワインを頂きながら参加者皆で感想を言い合いつつの楽しい時間。
今日のメンバーは私とだんな様の他は、スペイン人の女性と、トルコとフランスのハーフの
女性の計四人。共通語は英語でチーズや食べ物の話題に盛り上がります。



ラップじゃなくてこんなガラスのドームでカバーすると素敵!
そういえば家にもチーズドームあったはず。活用しなくては・・・。



試食は量がたっぷりなので今日のランチはこれでOK。
その後は皆でショップにまわってお買いものタイムです。
当たり前だけど、日本と比べると驚くほどお手頃なお値段でした。



例えば金曜日の午後に、週末は何にしようかなってお食事やワインに
併せてチーズを気軽に選んでいく・・・ここでは当たり前のそんな生活が
ふとうらやましくなりました。

Virginieさんは今年来日もされてプロ向けのセミナーもされたそう。
日本酒がとても美味しかったこと、東京のチーズショップのレベルの高さ(質・量ともに)に
いたく感激したわ、とおっしゃっておりました。

モンマルトル散策の合間に立ち寄ってはいかがでしょう。
英語もOK, 購入したチーズは真空パックしてくれるサービスもあります。

Fromagerie Chez Virginie
54 rue Damremont, 75018 Paris
http://www.chezvirginie.com/

2011.08.29 Monday

Restaurant KEI @Paris 〜アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ出身のシェフが腕をふるうレストラン

パリではどちらかと言うと外食控えめでホテルでのんびりしている事が多い私たち。
レストランも数を絞ってこれは、と思うところに行くようにしています。

今回パリで最初に訪れたのは、Restaurant KEI。
昨年までアラン・デュカス・オ・プラザ・アテネで腕をふるっていた
小林圭シェフのレストランです。
今年3月にオープンのご案内を頂き、次回パリに行くときには是非!と思っていました。
その前にロンドン在住の友人にも紹介したら大好評で嬉しく思っていたところ。


白とグレーを基調にすっきりと落着いた店内。
7時半の予約でちょっと早く着いてしまったので店内を色々見学・・・。


メニューはおまかせのみ。75€と95€の2種類です。
私達は95€にしました。
お肉は4種類から、デザートは2種類から選びます。
チーズ、デザートを含めた8皿はどんな感じなのでしょう。

アミューズに続いて勢いのあるお料理がどんどんやってきます。




サーモン、フォアグラのフラン、オマール・・・
和食器を使っているせいかとても和を感じさせる一皿、一皿。
そしてその一皿に使われる素材の種類の多さといったら!



うろこをパリパリに焼いたスズキ、お肉は鳩
ここまで頂くとさすがにかなりの量になりました。
シェフ曰く「翌日もたれない料理を作るようにしている」とのこと。
美食でありヘルシーであること。
相反することのように見えますが、つまりは質の良い美味しいものを適量、
お野菜を多めに摂ること、かな。
確かにその場ではお腹いっぱいでしたが翌日まで持ち越すことはありませんでした。


メレンゲの格子が美しいヴァシュラン
中にはフルーツがたっぷり。
デセールの後はプチじゃない量のミニャルディーズ(小菓子)がお待ちかね。
どれも一つ一つ丁寧に作られたお菓子。

選び抜かれた素材、シェフの真摯さを映すお料理、
素敵なマダムとサービスチームのおもてなしで
緊張感なく楽しめる居心地の良いレストラン。
次回ももちろん伺うつもりです。

Restaurant KEI
5 rue Coq Heron 75001
01.42.33.14.74
要予約!お電話は日本語可です。
2011.08.15 Monday

ボルドー&バスク(10)Caudalie Spa & Hotel コーダリーホテル&スパ

さて今日は地方の旅最後の夜。
Chateau Smith Haut Lafiteの敷地内にある
コーダリーホテル&スパに泊まります。
コーダリーとは、ワインの余韻の長さを表す単位のことなんですって。
お部屋でくつろいだあとはお楽しみのディナーです。


カキを三通りに調理した前菜です。
ボルドー近郊では、大西洋に面したアルカションという町がカキの産地として有名です。



メインディッシュはそれぞれ仔羊と鳩。


せっかくなのでシャトースミスオーラフィットのワインを頂きました。
2000年は良い年で、もちろん美味しかったのですが
まだしばらく熟成できるようです。



素晴らしいチーズプレート。
お腹一杯なのにどうしても頼んでしまいます・・・
細工の凝ったナイフも素敵。


チーズの後はデザートタイム。
ショコラと柑橘の組み合わせで意外にさっぱりいただけました。


食後はハーブティーと小菓子を。

 # # # # # #

外のお庭を見ながらゆったりくつろげる素敵なレストランなのですが
一つ残念だったことがありました。

頂いたワインのエチケットがほしいとお願いしたところ
「ここでははがせない」「欲しいならボトルごと持って行ってください」と
ちょっと耳を疑うような一言が・・・。
今までレストランでお願いしてNOということはなかったので
意外な返答にびっくり。しかもこちらはミシュラン一つ☆です。
(中にはソムリエのサインをいれてくれたり、綺麗な特製の台紙に
貼ってくれたところもあるのです・・・)

せっかく美味しく頂いたのに、そしてお料理のサービスの方は
にこやかで食事中とても楽しく過ごしただけにとても残念。
つくづくレストランはお料理とサービスが二つ揃ってこそ
一流店と言えるのだと思いました。

ちなみに、ホテルのレセプションの方々、予約係りのスタッフは
メールのやり取りや各種アレンジメントなどとても親切で、
伺う前から楽しみ!と思わせる感じだったし、
翌日半日を過ごしたスパでもスタッフは皆サンパ(感じ良い)で
来てよかったな〜と思ったのです。
それだけにレストランでの一コマが妙な「?」となって残りました。
まぁたまにはこんなこともありますね。

さて明日はいよいよパリに戻ります。
荷物がかなり重くなってきました・・・。

2011.08.12 Friday

ボルドー&バスク(9)Chateau Smith Haut Lafite( シャトー・スミス・オー・ラフィット)訪問@Pessac Leognan

7月6日(水)

サンジャンドリュズから車を飛ばし、ボルドー方面へ。
この日は4時にChateau Smith Haut Lafiteを訪問。
シャトーが経営するコーダリーホテル&スパにステイします。


広々とした敷地内は自転車で廻れます。
でこぼこ道ですが、自転車に乗ると目線が高くなって快適〜。


こちらのワインはすべて完全なビオディナミにて作られているとの事。
葡萄が有機栽培であるだけでなく、醸造方法に厳密な決まりがあります。
知らなかったー。
Bioマークがついていなくてもフランスの多くの生産者(有名なところも含む)で
ビオディナミを採用しているところは多いそう。
美味しくて、体に影響が少ないのは嬉しい限り。

ここにも樽作りの職人さんがいるそうです。


見学後は併設のショップでお買い物ができます。
記念に2005年の白を買いました。

夕食までは久しぶりにお部屋でのんびりしよう。
明日は午前中スパでリラックス。
旅の疲れをすっかりとってからパリに戻りたいな。

2011.08.04 Thursday

ボルドー&バスク(8)サンジャンドリュズでショッピング!&マルシェも忘れずに

7月6日水曜日の続きです。
エスプレット村を出てからは30分弱でSaint-Jean-de-Luzに到着です。
この町は大西洋に面した港町。浜辺を歩いたり、ショッピングを楽しんだり、
私の大好きな町。
ルイ14世がスペイン王女、マリー・テレーズと結婚式を挙げたことでも有名。
式が行われたサンジャンバティスト教会は観光名所です。

私はこちらへ。そのルイ14世の結婚式で献上されたマカロンの老舗、Maison Adamです。 
卵白、砂糖、アーモンドパウダーだけで作るちょっと甘いソフトクッキーという感じ。
苦みのきいたコーヒーとご一緒にどうぞ!

Gambetta通りは歩行者天国なので、ゆっくりとお買い物を楽しめます。
こちらはおみやげ物屋さんのOlariaにて。
バスク十字のタオルやキッチン小物に心ひかれます。。。


日本でも有名なジャムのお店、Francis Miotにて。
特産のブラックチェリーのジャムはお砂糖無添加(糖分なしではありませんが)も
ありましたよ。
さすがにお手ごろ価格ですが、何せ重い・・・。


サンジャンドリュズに来たら常設マルシェも忘れずに!
毎朝7時から午後1時まで営業。バスクの農産物やお肉・ハムソーセージなどが
一度に見られて楽しいことこの上なし!


ついついチーズ屋さんを覗いてしまいました。
こちらは珍しい、羊乳でミモレット状に作ったチーズです。まわりにシロンという
コナダニを繁殖させて硬くごつごつした表皮を作ります。


陽気などこかの売り場のお姉さんが突然登場!
チーズより私を撮って〜というノリでした。
この後、ピカチュウというあだ名のかわいいお姉さんも。

欲しいものは沢山ありますが、鮮度と重量の問題で全て買うことは叶わず・・・
しばらく地方都市に住んでマルシェの素材で料理を作ったり
珍しいものに挑戦したり、なんていいですね。私の夢です。
→ その際には、試食希望者も募集いたします!


2011.07.29 Friday

ボルドー&バスク(7)Piments d'Espelette(ピマン・エスプレット)、マルシェとショッピング

7月6日水曜日 曇りです。今までの快晴はどこへやら、ちょっと雲が多い朝。
途中雨が降るかも、という予報(Meteo France)です。

朝食を終えて駐車場に行ったダンナ様が、「広場でマルシェやっているよ!」と
教えてくれました。
これはぜひとも行かなくては・・・。
フランスではあちこちで毎日または曜日を決めてマルシェが開かれます。
マルシェはその土地のものを気軽に試して買うチャンスなので
行った先で開催されていたら必ず訪れることにしています。
さてこの朝の戦利品はいかに・・・?!
しかし、この後に行くサンジャンドリュズでも常設マルシェに行く予定なので
買いすぎないように気をつけなくちゃ・・・!!

バスク風のプリントのお店。
あまりのキュートさに買っちゃいました。3,4枚まとめて買ったらおまけも
してくれましたよ!



村の集会所みたいな建物に入ると地元特産品がたくさん!!
まずはエスプレット唐辛子です。
 
オイルや赤ピーマンの酢漬け、オイル漬け。
右から2番目のしし唐みたいなものを酢漬けしたものはお酒のおつまみにピッタリですよ。

ついに見つけたー。乾燥唐辛子の飾り。前回は(同じシーズンだったはずだけど)
季節外れとのことで見つからなかったもの。
早速購入してタッパーにいれて持ち帰ることに。

チーズ農家の陽気なお兄ちゃん達。
差し出された試食の一切れも巨大でした・・・
この辺りはBrebis(ブルビ)という羊のチーズの産地です。
彼らはお店は持たず、毎日各地のマルシェを回っているそう。
それにしても1圓△燭3000円ちょっととは地元ならではのお値段です。

↓ こちらはソシソン・ベレというベレー帽をかたどったサラミ。
ベレー帽はバスク生まれです。なんだかかわいらしいですね。
今までベレ・バスクというチョコレートのお菓子しか知らなかったので、
サラミもベレー型なんだ〜と驚きました。

エスプレットの目抜き通り!


こちらはBSの旅の番組「トラベリックス」にも登場したエスプレット唐辛子の
生産者直売店です。
TV見たよーと言ったらお店の人も喜んでいました!

↑ ちょっとわかりづらいですが、唐辛子の畑のサイン。
2000年にAOC(原産地呼称統制)を取得したこと、今やグラン・シェフからも
高い評価を得ていることなどが書かれてます。


バスクならではの光景。
広大な牧草地でのんびりと草を食む羊さんたちです。
ストレス無さそうだなぁ〜〜。
思わず走り寄ってごろんとしたくなりますね。

さてこれよりのどかな村々を抜けて、サンジャンドリュズに向かいます。
2011.07.25 Monday

ボルドー&バスク(6)エスプレット村再び・・・Hotel EuzkadiでTxakoli(チャコリ)とワインと美味しいもの

7月5日火曜日の続きです。
本当に今日は長い一日です!
ソーテルヌから車を飛ばすこと2時間半でバスク地方はエスプレット村へ到着しました。
こちらが今夜宿泊してバスク料理を堪能するHotel Euzkadiです。
2年前にも投宿しまして、そのコスパの良さとお料理のボリュームに
二人してノックアウトされちゃいました。
以来、バスクに行くならここに来なくちゃ、と友人にも勧めまくっております。



もう20時半を過ぎたというのにダイニングには燦々と陽が射してます。
バスク十字ローブリューの鍋しきです。
素敵なのですが、重い・・・。
バスクのテーマカラーはやはり「赤」
太陽、エスプレット唐辛子、トマト、・・・南仏のようなからりとした赤ではなくて
緑豊かなピレネー山脈と大西洋に囲まれたちょっと湿度のある赤かな。


グラスシャンパンを注文しようとしたとき、はたと思いとどまってオーダーしたのがこちら。
バスクと言えばチャコリ!=Txakoliは微発泡の白ワイン。
アルコールも11度ぐらいと低め。
注ぎ栓をとりつけて勢いよく上から注ぎます!
泡を立てて飲むとより香りが立つのだそう。
グラスはボデガという寸胴のコップ。


チャコリと地元Irouleguy(イルレギ)の赤ワイン。
これだけで気分が盛り上がります!

お食事は前回二人でセットメニューを注文して軽く4人分来てしまったので
今回はアラカルトで。
しかし一人前菜メインで2品ずつはきついなーと思っていたところ
お店の人から「食べたいものを全部言ってみて!」とのことで
イレギュラーですが、3人4品オーダーでOK。
まずは気になっていたTxoro(チョロ)というバスク風ブイヤベース!


疲れた体にしみわたるような滋養のある美味しさ。
ご飯を入れたら美味しそう!でもここでおなか一杯にしてはいけません。


手前から、ピペラード(トマト、玉ねぎ、卵の煮ものみたいなもの。トマトの爽やかな
酸味が嬉しい。厚いハムにも注目)、左上がシピロンという小イカの炒めもの、添えられた
プチトマトとニンニクがまた美味しくイカの下にはイカスミリゾット付きです。
右上はアショアという子牛とピーマンの炒め煮。ほっくほくのポテト添え。


お腹はいっぱいでもデザートは別腹というのは変わりなく。
上はMamia(マミア)というCaille de Brebis(カイエ・ド・ブルビ)、つまり
まだチーズになる前の羊ミルクをただ凝固させたもの。ほんのり甘くてぷるんぷるんで
地元ならではの食べ物なんです。
下は濃厚なショコラのムース。アイスクリームと厚焼きサブレ添え。


今日は早朝から移動距離も長く疲れ気味だったのでパスしましたが
こちらのレストランではアルマニャックの品ぞろえも素晴らしいのです。
スタッフの男性が元アルマニャックで働いていたとか。
アルマニャックもいつか訪れたいところです。。。

エスプレット村にはバイヨンヌ、サンジャンドリュズどちらからも
車で20−30分ほど。
皆様もバスクを訪れる機会があれば立ち寄るだけでなく
ぜひ宿泊することをお勧めします!

Hotel Restaurant Euzkadi
64250 Espelette
http://www.hotel-restaurant-euzkadi.com/
2011.07.22 Friday

ボルドー&バスク(5)シャトー・ディケム@ソーテルヌ Chateau d'Yquem, Sauternes

7月5日火曜日の続きです。
この日は本当に長い一日でした!
何よりも長く感じたのが、ソーテルヌに到着してからYquemに行きつくまでの間!

と言うのも、Viamichelinで調べたルートがどうもわかりづらくソーテルヌには着いたものの
さてここから一体どうやって?!という感じで。。。(大失敗でした)
しかも頼りのサインが全く出ていないのです。
もちろん周りはブドウ畑、道路に歩行者も無し。
しかしたまたま、お庭の手入れをしている女性を見つけ、
車から降りて尋ねたら丁寧に教えてくれました〜。
丁度近くまでは来ていて、道なりにすすんで右に曲がるとその先に
大きな門があるから、とのこと。でも何のサインもないけど〜と。
で、無事到着。迷うことトータル20分ぐらいだったでしょうか?(1時間ぐらいに感じましたが・・・)

前置きが長くなりました。

小高い丘に建つ大きな門が目印といえば目印。
近づくと、Yquemの文字が!
この後も道を先へと進みやっと入り口に到達します。

迷ってぐるぐるしているとき、もしかしてここでは?!と見上げたものの
どうやっていけば良いかわからなかったお城のような建物がYquemでございました!
到着した時は、ほとんど涙・・・
広い庭園は綺麗に管理されております。
写真を撮ったものの白く飛んでしまうほどの光の強さでした。

既に見学をスタートしていたグループに追いつき熟成庫へ。
気の遠くなるほど手をかけたブドウ栽培、収穫、醸造、そして熟成を経ても
「品質がイケムに値しない」年は瓶詰しないこともあるそうです。
ブランドを守るための高い志と潔さ!でしょうか。

テイスティングルームでは見学者用に整然とグラスが並べられています。

2008年のシャトー・ディケムです。
まだ市場に出回っていないこのワイン、
見学後のテイスティングにも関わらずたっぷりと注がれました。

数えるほどしか口にしたことはありませんが、
他の甘口ワインとのはっきりした違いがあります。
とろりとした甘さの中の酸味、コク、複雑味、そして驚くほど
すっきりした後味。
まとわりつくような糖分を感じないためか、
またすぐに飲みたくなってしまう不思議なワインです!

だからこそ何か食事と合わせるなどと考えず
純粋にワインだけを楽しみたいものです。
至福のひと時を過ごしました。

訪問を終えると午後5時。
まだまだ太陽は頭上高く照り付けています。
今日はこの後、バスク地方のエスプレットまで行くのです。
2時間半で行けるかな・・・
なんとも盛りだくさんの一日。